【レポ】おすすめのホワイトニングの種類は?それぞれの効果や注意点を詳しくご紹介

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歯への意識が高まりつつある昨今。
歯並びだけでなく、歯のホワイトニングへの注目度も上がっています。

結婚式など写真を撮る機会の多いイベントの前などには、特に歯を綺麗にしておきたいという気持ちになりますよね。
私も歯の黄ばみをなくすために、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用してみたり、ホワイトニングサロンに行ってみたりと、様々なことを経験してきました。

その中でも、1番効果を感じ手軽にホワイトニングができると感じたのがホームホワイトニングです。

ホームホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングなどとは異なり、自身で好きなタイミングでホワイトニングを行います。
行うにあたって事前に用意するものがいくつかございますが、歯が白くなるまでの期間や費用持続期間などを総合的に判断してもホームホワイトニングが1番おすすめだと私は感じています

ホームホワイトニングといってもどのくらい白くなるのか、どのくらい費用がかかるのか等々、気になる方多くいらっしゃるかと思います。
ですので、メリット・デメリット・注意点も含め、今回は①実際に歯科医院に行って行う方法と、②オンライン診療で行う方法の2点を、こちらで詳しく記してみましたのでぜひ参考にしていただければと思います☆

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で歯を漂白できる方法です。
通常、歯科医院で販売されている専用のホワイトニングジェルを使用します。
ジェルをマウスピースに注入し、マウスピースを歯に装着して数分~数時間放置することで徐々に歯の漂白をすることができます。

望まれる歯の白さになるまで、毎日繰り返してご使用いただきます。

ただし、歯のホワイトニングには注意が必要で、歯を白くしたいがために過度に使用してしまったり、正しい手順を守らなかった場合には、歯や歯茎を傷めてしまうことがございます。

ホームホワイトニングを始めるにあたり、まずは歯科医院で歯型を採取し、その歯型からご自身専用のマウスピースを作成することになります。
この際に、必ず歯科医師と相談し容量や方法を確認してください

また、ホワイトニングをしても歯を白くすることができないケースもございます。

  • 歯の神経が死んでしまっており黒ずんでいる場合
  • 先天的に歯が黄ばんだりくすんだりしている場合
  • 前歯の詰め自体が変色している場合

以上のような方は、デンタルホワイトニングの効果がない場合がございますので、歯科医師にご相談されることをおすすめします。

ホームホワイトニングのメリット

  • 利便性:自宅で行うことができるため、時間や場所に制限されずに行うことができます。
  • 価格:歯科医院で行うオフィスホワイトニングよりもコストを抑えることができます。
  • カスタマイズ:個々のニーズや予算に合わせてホワイトニングをすることが可能です。
  • 自己管理:自身のペースでホワイトニングを行うことができ、継続的なケアをすることができます。
  • 持続性:一般的にオフィスホワイトニングよりもホワイトニング効果が持続し、後戻りしにくいと言われています。

ホームホワイトニングのデメリット

  • 効果:オフィスホワイトニングはすぐに効果を感じることができますが、ホームホワイトニングは継続的に行うことで効果を感じることができます。
  • 歯へのリスク:放置時間を守らなかったり、多量の薬剤を使用するなど過度に使用した場合は、歯や歯茎へのダメージに繋がります。
  • 監督不足:自宅で気軽にできるものの歯科医師による監督がないため、副作用などを適切に判断できない可能性があります。

ぜひ、これらのメリットとデメリットを理解した上で、使ってみてくださいね☆

①実際に歯科医院に行って始める流れ

自身のホワイトニング用マウスピースを持っていない方は、歯科医院で作成してもらいます。
なお、自由診療となるため保険は適用外です。

作成する前にカウンセリングを行い、虫歯や歯周病などがないかチェックをしてもらいます。
もし治療が必要な歯があった場合は、そちらを先に治す必要がございます。
特に問題がないと判断された場合は、歯石取りなどクリーニングをしていただき、マウスピースを作成していきます。

ジェルに関しては、在庫があれば即日受取が可能な所が多いかと思いますが、マウスピースは自身の歯型に合ったものを作成するため、受取までに長くて1週間程度かかることがあるようです。

完成したら再度来院し、マウスピースとホワイトニングジェルを受け取ります。
この際に、歯科医師の方から注意事項などの説明を受けますので、説明をよく覚えといてくださいね☆

費用

マウスピースとホワイトニングジェルのセットで、約2~3万円でできるところが多いです。
中にはマウスピースのみ、ホワイトニングジェルのみといった単体で購入できる所もございます。
お取り扱いの機関で価格も異なりますので、お近くの医院に問い合わせてみてください☆

実際に歯科医院に行って始める際のメリット

  • ホワイトニングのカウンセリングと一緒に歯のクリーニングを行ってもらえる
  • ホワイトニング用マウスピースを、自分の歯型で作成してもらえる

②オンライン診療で始める流れ ★時間がない方向け★

ホワイトニングをしたくても忙しくて、なかなか手を出せなかった方に朗報です!

2022年の法律改正により、オンライン診療を通してでも医療用ホワイトニング(過酸化尿素・過酸化水素が配合されたジェル)ができるようになりました

オンライン診療可能!自宅でできる医療ホームホワイトニング [精密審美会]

こちらの歯科医院では、申し込みからホワイトニング剤購入まで全てオンラインで完結し、歯科医師の方がオンラインで診療をしてくれるので、実際に通院せずともホームホワイトニングを開始することができます。

費用

・オンライン診療代として¥1,000(税込)が発生します。

使用する薬剤により費用が異なります

オパールエッセンス 10%

濃度        :過酸化尿素 10%
装着時間      :1日2時間

1クール(12日間使用→1週間休み→12日間使用)の場合は、¥17,980(税込)になります。
3ヵ月セット分(12日間使用→1週間休み→12日間使用×3箱)の場合は、¥47,000(税込)になり、1クールよりも約5,000円お得になります。

こちらは濃度が10%となっておりますので、無理なくホワイトニングを試すことができます。
自作マウスピース付属プランを購入もしくはご自身のマウスピースを既にお持ちの場合は来院不要でできます。

オパールエッセンスGo

濃度        :過酸化尿素 10%
装着時間      :1日2時間

1クール(10日分)の場合は、¥19,800(税込)になります。
3ヵ月セット分(10日おきに使用・5ヵ月分)の場合は、¥89,000(税込)になり、1クールより1万円お得になります。

こちらは濃度が17%になりますので、より効果を実感されたい方向けです。
ホワイトニング剤が充填された使い捨てのトレーとシートが付属されているため、特別な準備は不要で場所を問わず手軽にホームホワイトニングを行うことができます。

申し込み~ホワイトニングキット到着の流れ

こちらよりオンライン診療の予約申し込みをします。

予約日確定後、zoomのURLがメールにて送られてきます。
オンライン診療当日までに、Web問診票をご記入ください

zoomにて約30分間程度のオンライン診療とカウンセリングを行います。
歯科医師が直接口腔内の確認をします
この際に問題がないと判断された場合は、ホームホワイトニングのご案内がされていきます。

メールで送付される決済方法にてお支払い後、ホームホワイトニングのキットが発送されます。
(翌日受取OKの場合もあり)
ホワイトニング用マウスピースをご自身の歯型にしたい場合は、有償にて別途作成が必要です。

私が実際に使用したホワイトニング剤

私が実際に使用したことがある2種類のホワイトニング剤をご紹介します。

現在、日本のホームホワイトニングジェルは、薬事法により濃度10%以下の物のみ(一部16%の物もあり)承認されています
それ以上の高い濃度のホワイトニング剤は国内未認可となります。

未認可の製品を個人として海外から輸入することはできますが、未認可の物は万が一のトラブル対処も難しいため使用を控えた方が無難です
必要に応じて歯科医師の判断で未認可の製品を用いられることがありますが、ホワイトニング剤の使用はあくまでも歯科医師の判断や管理下で使用されるものになりますので、個人で輸入される際は十分お気を付けください。

オパールエッセンス 10% ★初心者向け

オパールエッセンスは最もポピュラーで、安全な米国歯科医推奨、日本国内認可ののホワイトニング剤です。
こちらはオパールエッセンスの中でも薬剤の濃度が一番低いため、初めてホームホワイトニングをされる方におすすめです。
こちらは心地よいミントの香りもございます。

容量:シリンジ1本 1.2ml
濃度:過酸化尿素 10%
装着時間:1日 2時間

アンジェラス ホーム 16%

増粘剤でジェルが流れにくく快適に使用でき、日本国内認可のホワイトニング剤です。
硝酸カリウムとフッ化ナトリウムが配合されており、流出しない高粘調度な薬剤のため使いやすくなっています。
マウスピースの装着時間を短縮し、効果をアップさせたい方におすすめです。

容量:シリンジ1本 3.5g
濃度:過酸化尿素 16%
装着時間:1日 1時間30分

やり方

ホワイトニングを行う前に、ホワイトニング効果を高めるためにもしっかりと歯を磨きます
仕上げにフロスなども使い、念入りにケアしておくのがおすすめです。

【参考までに…】
歯磨き粉は、多くの歯科医療従事者もおすすめするクリーンデンタルがおすすめです☆

フロスは、一般的なデンタルフロスよりもプラークを約70%も減少することができると研究結果(※)もでている、フロアフロスがおすすめです☆
※出典:Experimentation in plaque control in the interproximal spaces using dental floss, Genoa University Medicine & Surgery Faculty Chair of Preventive Dentistry 2 January 2004より

 

マウスピースの歯に相当する部分に、1歯ずつシリンジからホワイトニング薬剤を注入していきます。

注入する量の目安は、1歯に米粒大程度です。
奥歯までのせてももちろん大丈夫ですが、奥歯は白くしても前から見えなかったりするので、見える範囲の歯だけ塗ってもOKです。
(範囲を狭めることで薬剤の節約にもなります)

マウスピースを決められた時間装着します。

マウスピースからはみ出したジェルは、綿棒やティッシュですぐにふき取ってください。
ホワイトニング中に歯茎や歯に痛みを感じた場合は、すぐにマウスピースを取り外してジェルをふき取ってください。

指定の時間が経ったらマウスピースを外します。
口をゆすぎ、ホワイトニングの薬剤が付着しているので歯ブラシで優しく取り除きます。
マウスピースも薬剤などが付着しているので、歯ブラシで優しくこすりながら水洗いします。

この時、熱湯で洗うとマウスピースが変形してしまうことがあるので、必ずで洗ってください。

ホワイトニング後の注意事項

  • ホワイトニング後の24時間は、喫煙・お茶・コーヒー・ワイン・カレーといった着色しやすい食べ物や飲み物はお控えください。
  • ホームホワイトニングは自身でのケアとなるため、白さが「まだら」になることがあります。
  • 知覚過敏がでることがあります。
  • ホワイトバンドや白い斑点がでることがあります。
  • 放置時間を守らなかったり多量の薬剤を使用するなど過度に使用した場合は、歯や歯茎へのダメージに繋がります。
  • 口腔内の違和感等を感じた場合は速やかに医療機関をご受診ください。

Before → After

実際に私がオパールエッセンス10%初めて使用した際の写真です。

内容    :歯をしっかりと磨きフロスで歯間もキレイにした後、自身のホワイトニング用マウスピースに適量の薬剤を注入して、2時間装着しました。
期間・回数 :初回の1回目
費用    :マウスピースは所持していたのでシリンジ1本分の¥1,500です。(当時の価格)
リスク   :知覚過敏がでたり、ホワイトバンドや白い斑点がでる可能性があります。放置時間を守らなかったり多量の薬剤を使用するなど過度に使用した場合は、歯や歯茎へのダメージに繋がります。

ホームホワイトニングはすぐに効果を感じることはできません。
効果には個人差がありますが、ホームホワイトニングは無理のない範囲内で継続することで、歯の白さを一定に保つことができます。

ホワイトニングサロンでの効果は?

実際に、ホワイトニングサロンでもホワイトニングをしてみました。

内容    :自身で薬剤を歯につけ、LEDを照射することでホワイトニングの効果を引き出します。
期間・回数 :1度の来院で25分間の照射×1回と、20分間の照射×1回を行いました。
費用    :¥8,800(当時の価格)
リスク   :光の照射により、やけどや知覚過敏などが生じる可能性があります。また、色ムラができる可能性があります。歯科医師などによる診察がないため、口腔内の状態が不明です。

ホワイトニングサロンで行う場合は、即効性があり、イベント前などの駆け込みには最適といったメリットがございます。

一方で、ホワイトニングサロンなどで使用される薬剤は、ポリリン酸が入ったものになるため、歯の表面(エナメル質)の着色除去のみになります。
歯自体のホワイトニング効果はほとんどないため、後戻りしやすくなるといったデメリットがございます。

オフィスホワイトニングとの併用もおすすめ

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングを併用して行うことを、デュアルホワイトニングといいます。
それぞれのホワイトニングを単体で行うより、両方のメリットを併せることができるので、よりホワイトニングの効果を実感しやすく長持ちもします。

コストは上がりますが、今よりももっと効果を感じたい方や色を長持ちさせたい方は、デュアルホワイトニングを一度検討してみるのもいいですね☆

まとめ

記事の先頭部分でも記したように、費用対効果・安全性をふまえて私がおすすめするホワイトニングの方法は、ホームホワイトニングです。

歯科医師の管理下のもとホワイトニングを行うことで、安全に高いホワイトニング効果を期待できます
必要な物を準備したあとは自身のペースで気軽に行うことができ、色味の調整もしやすくなります。

こちらでご紹介したオフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・サロンでのホワイトニング、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、皆さま各々に合った種類をご選択いただければと思います。

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